農林水産省が25日発表した20年度の食料自給率は、カロリーベースでは前年より1ポイント低い37%で、1965年の統計開始以来、過去最低となった。輸入の多い砂糖・でん粉・油脂類などの消費が減少したものの、コメ需要の長期的な減少基調と国産小麦の単収減が影響した。新型コロナの影響に関しては国内外要因が絡み合っており、影響度を明確に数値化することは困難と結論した。マイナスの寄与度が大きいのは順にコメ・小麦・魚介類・砂糖類・でん粉だった。単純に考えると、国内でまかないきれない約6割はすべて輸入に頼っていることがわかります。今後、猛暑などの異常気象や天候不順、あるいは国際情勢などの理由により輸入が途絶えるかもしれません。さらには爆発的な世界の人口増加に伴い、地球規模で食料不足に陥る可能性も。近い将来、日本の食生活は大きな影響を受ける恐れがあります。

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